産後のダイエットを上手にしましょう
2016/06/10
出産という大きな仕事を終え、ホッとできるのもつかの間。
赤ちゃんの世話が次から次へとやってきます。
無理な体勢で母乳をあげたり、お風呂に入れたりと身体、
特に腰にも負担がかかってきます。
また、精神的にも数時間おきに授乳やオムツ交換などなかなか辛い時期が続くものです。
さらには、なかなか体型が妊娠前の体型に戻らないと悩む人も多いでしょう。
それがさらなるストレスとなって子育てに乗りかかってきます。
でも出産直後にダイエットなどしてもよいのだろうか、
いつからダイエット始めたらよいのだろうか、と悩む人も多いことでしょう。
早く体型は元に戻したいけれど、自分の身体のため、
赤ちゃんのために無理はしたくないものです。
そのような時は産褥体操はいかがでしょうか。
産褥体操は産後一日目からできるストレッチのようなものです。
産後6~8週間の産褥期に行うことのできる運動です。
この体操は身体の機能を元に戻すことを目的としていて、
体操によって筋肉が整えられ、血行が促進されることで身体の
疲労回復に効果があったり、母乳の出がよくなったりします。
また、産後に痛めることの多い腰痛の予防にもなります。
産褥体操のやり方はまず最初はゆっくりと腹式呼吸や腹式呼吸から始めましょう。
そして仰向けなどで寝た状態で足首をパタパタ動かしてみたり
足首を左右に開いてみたりしてみましょう。
そして、でん部、肛門部、膀胱の引き締めを意識してしてみたり、
首を前後左右に倒してみたりゆっくりと回してみましょう。
その後日にちが経っていくごとに肩を回してみることを行ってみたり、
手首をブランブランと振ってみたりグーパーを繰り返してみたり、足、お腹の運動など
やれる部分を増やしていきます。
出産をするとどうしてもずれてしまいがちな骨盤を元に戻すための骨盤体操を
無理なく始めるための準備運動と考えるとよいでしょう。
どの体操も身体に、育児に無理をしない程度に行うことが肝心です。